プローブカード適合マザーボード実機、中央の接触リングとチャネルハーネス

カードとテスタの間にある一枚

プローブカード適合マザーボード

プローブカードがテスタに載らないとき、原因はカードでも装置でもなく、その間にあるマザーボードであることが少なくありません。機械的にはカードの加圧・位置合わせ・荷重を決め、電気的には配線長、インピーダンス制御、実際に引き出せるチャネル数を決めます。Probingはテスタプラットフォームと対象カードに合わせてODM設計・製造し、接触構造と配線を一体で納入します。

マザーボード実機:中央がプローブカード接触部、周囲がチャネル別に束ねたハーネス。インタフェースと数量はプラットフォームとカード種別によります。
対応プラットフォームT5830 / T5833 / M5 / V93000
最大チャネル4,000ピン
測定範囲DCと交流(TDR)
提供形態ODM
各項目の文章説明
対応プラットフォーム
主要なメモリ・SoCテスタ
最大チャネル
V93000構成
測定範囲
交流はT5833 FULL構成で対応済み
提供形態
プラットフォームとカードに合わせた設計・製造
装置・エンジニアリングソリューション

適用分野

プローブカードの製造、試験、保守における主な適用分野です。

新規カードの立ち上げ

チャネル拡張

交流測定の追加

接触不良の切り分け

各項目の文章説明
新規カードの立ち上げ
既存テスタに新しい構造のカードを載せる際、接触方式と信号定義に合わせてマザーボードを作り直します。
チャネル拡張
8 TOMから32 TOMやFULLへ移る際、実際に引き出せるチャネル数はマザーボードで決まります。
交流測定の追加
既存プラットフォームでTDR伝送時間を測るには、配線長とインピーダンスが制御されていることが前提です。
接触不良の切り分け
接触抵抗の上昇やチャネルの不安定が出たとき、マザーボードを単独で検証し、プローブカードを巻き添えで疑わずに済みます。
SPECIFICATIONS

主な仕様

最終構成は、カード、インターフェース、設置条件、受入項目に合わせて決定します。

Advantest T5830 · 8 TOMDC測定対応済み、交流測定はODMで個別対応納入済み構成
Advantest T5830 · 32 TOMDC測定対応済み、交流測定はODMで個別対応納入済み構成
Advantest T5833 · FULLDC・交流(TDR)ともに対応済み納入済み構成
Teradyne M5 · SSV / XVDC測定対応済み、交流測定はODMで個別対応納入済み構成
Advantest V93000 · 4,000ピンDC測定対応済み、交流測定はODMで個別対応納入済み構成で最大チャネル数
構成範囲8 TOM / 32 TOM / FULL / SSV / XV、最大4,000ピンプラットフォームとカード種別で選定
仕様表をすべて表示
項目仕様・構成補足
接触と配線安定した接触構造と低抵抗配線設計接触抵抗と信号品質がマザーボードの基本指標
その他プラットフォームT2000、93K-DD、UltraFlexなどは案件ごとに評価納入実績のないプラットフォームは事前に成立性確認が必要
WORKFLOW

運用フロー

  1. 01

    プラットフォームとカードの確認

  2. 02

    構造・配線設計

  3. 03

    製造と組立

  4. 04

    電気検証のうえ納入

各項目の文章説明
プラットフォームとカードの確認
テスタ型式、TOM / FULL構成、カードの接触構造と信号定義を確定します。
構造・配線設計
加圧構造、接触部品の形式、層数、インピーダンス目標を決定します。
製造と組立
板加工、接触部品の組付け、カードおよびテストヘッドとの機械的嵌合確認を行います。
電気検証のうえ納入
PCT5801でオープン・ショート、接触抵抗、必要に応じTDRを検証してから納入します。
FAT / SAT

導入プロセス

01

サンプル評価

02

技術仕様書

03

FAT

04

SAT

各項目の文章説明
サンプル評価
対象、インターフェース、現状、不良モード、評価用サンプルを確認します。
技術仕様書
装置構成、測定方法、判定値、タクト、データ連携、責任範囲を確定します。
FAT
合意したサンプルで機能、繰返し精度、報告書、異常処理を確認します。
SAT
現場接続、教育、上流・下流インターフェース、残課題の対応を完了します。
CONFIGURATION

構成・受入条件

システム構成、選択機能、受入条件を以下に示します。

納入済み構成

Advantest T5830の8 TOMと32 TOM、T5833のFULL、Teradyne M5のSSV / XV、Advantest V93000の4,000ピン構成は、いずれも設計・製造・納入まで完了しています。

交流対応の現状

T5833 FULL構成のマザーボードはDCとTDR交流の双方に対応済みです。他プラットフォームの交流測定はODMでの個別対応であり、標準在庫能力ではありません。

量産導入

マザーボードは複数のウェーハ工場で量産使用に入っています。顧客名・台数・案件は公開しません。

テスト経路上の位置

PCT5801の経路はATE、リレーマトリクス、マザーボード、プローブカードの順です。四つのいずれかが合わなければカード全体の測定は成立せず、マザーボードは最も過小評価されやすい一段です。

カード仕様と接続条件をお知らせください

サンプル、既存装置、現在の課題、目標タクトをお送りください。1営業日以内に受領をご連絡します。