プローバ設備のイメージ

エンジニアリング · バーコード直接投入とルール化

プローバ用バーコードスキャナとLOT取り込み

LOT番号を人手でプローバに打ち込む運用では、1文字の取り違えがウェーハ1ロット分のデータを別の名義に付け替えてしまいます。気づくのはたいてい後の工程で、費用は再測定と追跡調査という形で戻ってきます。本プロジェクトは、スキャナが読み取ったLOTをプローバが本来備えるバーコード入力口へそのまま渡す仕組みです。ルールエンジンが装置自身のフィールド基準で先に検証し、通ったものだけを送信し、通らないものは理由を記録したうえで手前で止めます。装置側のプログラムやハードウェアには手を加えず、オペレータの作業は一文字ずつの入力からスキャン一回に変わります。

プローバのカテゴリ画像。接続方法は現場の機種とインターフェースに応じて確認します。
段階エンジニアリング
接続装置本来のバーコード入力口
ルール正規表現でLOT抽出
検証18文字上限
各項目の文章説明
段階
装置のフィールド基準で検証
接続
キー入力エミュレーションなし
ルール
最初に一致した1件が有効
検証
装置のネイティブフィールドに整合
装置・エンジニアリングソリューション

適用分野

プローブカードの製造、試験、保守における主な適用分野です。

LOT手入力の置き換え

混在バーコードからの抽出

スキャン履歴の保全

各項目の文章説明
LOT手入力の置き換え
キー入力をスキャンに置き換え、ロット番号の取り違えを工程の手前で止めます。
混在バーコードからの抽出
ロット、ウェーハ番号、日付が一つにまとまったバーコードから、LOT部分だけを取り出して装置に渡します。
スキャン履歴の保全
投入したバーコードは中継側の記録に残り、後から1件ずつ元のバーコードまで遡って確認できます。
SPECIFICATIONS

主な仕様

最終構成は、カード、インターフェース、設置条件、受入項目に合わせて決定します。

プロジェクト段階エンジニアリング、自社開発検証規則は装置ごとのフィールド基準に合わせて設定
接続経路USBバーコードスキャナ → 中継 → プローバのネイティブバーコードポートキー入力エミュレーション経路は通りません
スキャナ互換性汎用USB HIDキーボードモードのスキャナブランド・型式を限定せず、自動検出に対応
ルールモデル正規表現パターン+置換+優先度+大文字化/空白除去優先度順で最初に一致した1件を採用
ルール生成一度スキャンしてLOT部分をドラッグ選択すると規則を自動生成即時プレビューとテスト入力付き
LOT検証18文字以下、A–Z 0–9と. _ - を許容、先頭は英字または数字プローバのネイティブLOTフィールドの基準に整合
仕様表をすべて表示
項目仕様・構成補足
失敗時の扱いルールがなければそのまま送信、ルールに一致しても検証を通らなければ送信しません拒否したスキャンはログにのみ記録
ルール配信スナップショットファイルのアトミック置換、中継がホットリロードルール変更にサービス再起動は不要
トレース記録バーコード/LOT/ウェーハ番号/装置/オペレータ/処理状態記録は収集プログラムのみが書き込みます
WORKFLOW

運用フロー

  1. 01

    インターフェースの確認

  2. 02

    ルール設定

  3. 03

    試験運用

  4. 04

    納入範囲の定義

各項目の文章説明
インターフェースの確認
装置側のバーコード入力口の有無と位置、および現場で使用するスキャナを確認します。
ルール設定
実際のバーコードをスキャンし、LOT部分をドラッグ選択して規則を生成し、結果をその場でプレビューします。
試験運用
実際のロットで抽出と検証の結果を確認し、拒否された記録の内容まで見ます。
納入範囲の定義
検証結果を踏まえて、展開範囲と運用保守の方式を決めます。
FAT / SAT

導入プロセス

01

サンプル評価

02

技術仕様書

03

FAT

04

SAT

各項目の文章説明
サンプル評価
対象、インターフェース、現状、不良モード、評価用サンプルを確認します。
技術仕様書
装置構成、測定方法、判定値、タクト、データ連携、責任範囲を確定します。
FAT
合意したサンプルで機能、繰返し精度、報告書、異常処理を確認します。
SAT
現場接続、教育、上流・下流インターフェース、残課題の対応を完了します。
CONFIGURATION

構成・受入条件

システム構成、選択機能、受入条件を以下に示します。

段階と根拠

実装、展開、および中国語・日本語・英語・韓国語のオペレータ画面まで完成しており、検証規則は装置ごとのフィールド基準に合わせて設定します。

接続の境界

書き込むのは装置のネイティブバーコードポートのみで、プローバ本体の制御プログラムには手を加えません。利用できるかどうかは、その機種が当該ポートを備えているかによります。

データの境界

スキャン記録は収集プログラムが書き込み、人手による後追い入力には対応しません。LOTが装置に受理されたかどうかは装置側の記録によります。

カード仕様と接続条件をお知らせください

サンプル、既存装置、現在の課題、目標タクトをお送りください。1営業日以内に受領をご連絡します。