
改良中 · バーコード直接投入とルール化
プローバ用バーコードスキャナとLOT取り込み
LOT番号を人がプローバに打ち込んでいると、一文字違えただけでそのロットのデータは別のロットの名義になります。本プロジェクトはUSBバーコードスキャナをプローバのネイティブバーコードポートに接続します。バーコードは中継がポート指定のシリアルパラメータで書き込み、ルールエンジンがバーコード全体からLOT部分を抽出して装置自身のフィールド基準で検証し、通らなかったものは送信せず理由だけを記録します。本プロジェクトは改良中で、自社エンジニアリング機での動作は確認済みですが、顧客への納入実績はありません。
適用分野
プローブカードの製造、試験、保守における主な適用分野です。
LOT手入力の置き換え
キー入力をスキャンに置き換え、ロット番号の入力ミスを減らします。
混在バーコードからの抽出
ロット・ウェーハ番号・日付を含む長いバーコードからLOT部分だけを取り出します。
スキャン履歴の保全
スキャン記録は中継のログに残り、投入ごとの元バーコードまで遡れます。
主な仕様
最終構成は、カード、インターフェース、設置条件、受入項目に合わせて決定します。
| 項目 | 仕様・構成 | 補足 |
|---|---|---|
| プロジェクト段階 | 改良中、自社開発 | 自社エンジニアリング機で検証済み、顧客への納入実績はありません |
| 接続経路 | USBバーコードスキャナ → 中継 → プローバのネイティブバーコードポート | キー入力エミュレーション経路は通りません |
| シリアルパラメータ | 9600 8N1、CRLF終端 | 装置インターフェースに合わせて固定 |
| スキャナ互換性 | 汎用USB HIDキーボードモードのスキャナ | ブランド・型式を限定せず、自動検出に対応 |
| フレーム区切り | Enter/Tabで終端、または900 msの無入力でフラッシュ | 複数の入力源とホットプラグに対応 |
| ルールモデル | 正規表現パターン+置換+優先度+大文字化/空白除去 | 優先度順で最初に一致した1件を採用 |
| ルール生成 | 一度スキャンしてLOT部分をドラッグ選択すると規則を自動生成 | 即時プレビューとテスト入力付き |
| LOT検証 | 18文字以下、A–Z 0–9と . _ - を許容、先頭は英字または数字 | プローバのネイティブLOTフィールドの基準に整合 |
| 失敗時の扱い | ルールがなければそのまま送信、ルールに一致しても検証を通らなければ送信しません | 拒否したスキャンはログにのみ記録 |
| ルール配信 | スナップショットファイルのアトミック置換、中継がホットリロード | ルール変更にサービス再起動は不要 |
| トレース記録 | バーコード/LOT/ウェーハ番号/装置/オペレータ/処理状態 | 記録は収集プログラムのみが書き込みます |
運用フロー
インターフェース確認
装置のバーコードポート位置、シリアルパラメータ、現場のスキャナを確認します。
ルール設定
実際のバーコードをスキャンし、LOT部分をドラッグ選択して規則を生成し結果をプレビューします。
試験運用
実際のロットで抽出と検証の結果を確認し、拒否記録を観察します。
納入範囲の定義
検証結果を踏まえて展開範囲と運用保守の方式を決めます。
導入プロセス
サンプル評価
対象、インターフェース、現状、不良モード、評価用サンプルを確認します。
技術仕様書
装置構成、測定方法、判定値、タクト、データ連携、責任範囲を確定します。
FAT
合意したサンプルで機能、繰返し精度、報告書、異常処理を確認します。
SAT
現場接続、教育、上流・下流インターフェース、残課題の対応を完了します。
構成・受入条件
システム構成、選択機能、受入条件を以下に示します。
段階と根拠
実装、デプロイスクリプト、4言語の操作画面はいずれも存在し、自社エンジニアリング機には実際のスキャン投入記録があります。現行の対外製品カタログには本項目がないため、改良中と表記しています。
接続の境界
書き込むのは装置のネイティブバーコードポートのみで、プローバ本体の制御プログラムには手を加えません。利用できるかどうかは、その機種が当該ポートを備えているかによります。
データの境界
スキャン記録は収集プログラムが書き込み、人手による後追い入力には対応しません。LOTが装置に受理されたかどうかは装置側の記録によります。
カード仕様と接続条件をお知らせください
サンプル、既存装置、現在の課題、目標タクトをお送りください。1営業日以内に受領をご連絡します。
